貯金をゲーム感覚で続ける方法は?4つの方法や成功させるポイントをご紹介

貯金

貯金をゲーム感覚で出来る良い方法は?

その他、貯金が上手になるポイントやコツが知りたい!

いざ貯金を始めようと思っても、三日坊主で終わってしまった経験はないでしょうか。

この記事では、ゲーム感覚で貯金する方法や実際に私がやってみた感想、また貯金を続けるためのポイントをご紹介します。

① 「貯金=我慢」ではなく、ゲーム感覚で楽しめる仕組みづくりが重要

② ゲーム感覚といっても、貯金できている実感を得られるなど、ちょっとした仕組みがあれば効果的

③ 365日貯金は、1から365のうち毎日好きな数字の金額だけ貯金し、ゲーム感覚で続けられるためオススメ

④ 貯金を成功させるためには、貯金の時期や目的を明確にしたり、貯金を続けることができる環境づくりが大切

貯金が続けられない理由は、ゲーム感覚で楽しめていないから

貯金するためには、一定数お金を使うことを我慢しなければなりません。

どうしても「貯金=我慢」するものと感じてしまうため、貯金に対してストレスを感じ、挫折してしまう人が多いでしょう。そのため、貯金を成功させるためには、ゲーム感覚で楽しめる仕組みづくりがポイントになります。

ゲーム感覚といっても、大きな工夫は入りません。例えば、貯金したら色を塗り、貯金できている実感を得ることができるなど、貯金のモチベーションを上げるちょっとした仕組みがあれば効果的です。

貯金をゲーム感覚でやる方法4選

貯金をゲーム感覚で続ける代表的な方法として、次の4つがあります。

365日貯金

「365日貯金」はSNSなどでも話題になり、ゲーム感覚でできる貯金の一つです。

具体的なやり方について、まず貯金シートに書いてある1から365までの数字の中から好きな数を1つ選びます。あとは、選んだ数字と同じ金額を貯金箱に入れ、シートの数字を塗りつぶすだけです。

一度の貯金額は最高365円と少額ですが、1年間継続すると6万6795円のまとまった金額を貯めることができます。

また、シート内に塗りつぶした数字が増えると、視覚的に貯金できていることを実感できます。

500円玉貯金

財布の中にある500円玉を貯金箱に入れて貯金する方法です。500円玉のみ貯金箱に入れるため、シンプルに貯金を続けることができます。

その日に手に入った分だけそのまま貯金箱へ入れても良いですし、500円という金額は比較的大きいため、1日に1枚といったように貯金額の上限を決めてもよいでしょう。

毎日500円玉を1枚貯金箱に入れると、500円×365日=182,500円となり、年間で20万円弱貯めることができます。

また、500円玉貯金は一定の重量があり、貯金箱に500円玉が貯まるにつれその重さを感じられるため、着実に貯金できている実感を得ることができます。

500円玉貯金を続けていくと、500円玉をおつりでもらうために支出額を意識する機会も増え、ゲーム感覚で楽しみながら続けることができるでしょう。支出額を意識することは、節約や貯金の習慣が身に付くことにもなります。

つもり貯金

「つもり貯金」とは、生活の中で無駄遣いと思うものを我慢した時や、普段より安く買い物出来た時に、支出が浮いたお金を貯金する方法です。

例えば次のような場合です。

・コンビニでお菓子やスイーツを我慢して200円を貯金
・家から水筒を持っていき、飲料水代100円を貯金
・歩いたり自転車で移動して、バス代200円を貯金
・月2回の飲み会を1回に減らし、節約できた4,000円を貯金
・カフェに立ち寄って400円するコーヒーを買う代わりに、コンビニで100円のコーヒーを買って、差額分300円を貯金
・割引されたお惣菜をスーパーで買い、値下げで得をした500円分を貯金

コンビニなどで何となく少額の買い物を続けていれば、最終的には大きな金額に上ります。この「つもり貯金」で得をした金額だけコツコツ貯金していけば、最終的にまとまった大きな金額を手にすることができます。

我慢しすぎず、少しずつ着実に貯金していくことで達成感に繋がり、楽しく続けることができるでしょう。

おつり貯金

「おつり貯金」は、一日の終わりに財布の中にある小銭を貯金する方法です。

具体的な方法としては、買い物をする際は、500円玉や1,000円札のような金額の大きい硬貨や紙幣で支払い、もらったおつりは財布の中に貯めておきます。

貯金箱へは、財布の中にある小銭のうち、全額またはあらかじめ決めておいた一定金額だけ入れても大丈夫です。例えば、貯金に回す金額ラインを500円とした場合は、仮に財布の中に800円入っていても、500円のみ貯金箱へ入れます。

おつり貯金は、自分にあった貯金に回す金額ラインを設定し、無理のないペースで貯金することが大切です。また、おつり貯金に慣れてきたら、一日に使う目標金額を設定してもよいでしょう。出費を抑える意識が自然と働くため、無駄遣いが少なくなる効果が期待できます。

「365日貯金」を実際にやってみた

SNSで話題になった「365日貯金」を、実際に記事作成者の私自身も挑戦してみました。

記事作成者は、毎年家族で旅行に行くことが楽しみの一つなので、今回は1年後の沖縄旅行の資金を目的に、365日貯金を始めてみました。

365日貯金を始めるための準備

365日貯金を始めるためには、次の3つだけ準備しました。

・貯金箱
・365日貯金シート
・色が塗れるもの

まずは貯金箱です。私は、お金が貯まっているのを視覚的に見えるとモチベーションが上がるタイプなので、貯金箱は中身が見えるビンを選びました。

貯金箱は、お気に入りのものを探してもよいでしょう。安い金額で探したい人は100円ショップで調達するのがオススメです。

次に、365日貯金シートですが、SNSやネットでも話題のため、ネットで無料ダウンロードできたり、専用アプリも開発されているようです。

記事作成者は、ネットで検索し、365日貯金シートを作成されている方のサイトからオリジナルなシートを無料ダウンロードを行いました。

シートはシンプルですが、デザインも可愛いものやオシャレなものもあり、楽しく貯金を続けることができそうです。

他にも、エクエルやスプレッドシートを利用することで、下記のような365日貯金シートを簡単に作成することもできます。

色を塗れるものについては、自宅にあったクレヨンを使用します。

365日貯金の手順

365日貯金の手順は、次のたったの3つです。

① 365日貯金シートから好きな数字を選ぶ
② 選んだ数字の金額を貯金する
③ 貯金した金額の数字を塗りつぶす

365日貯金シートから好きな数字を選ぶ

365日貯金初日は、財布の中身を確認したら、なんと77円分小銭がありました。ラッキーセブンかつダブルということで、幸先の良いスタートが切れました。ちょっと嬉しい(笑)

初日は、「77」の数字を選び、貯金することにしました。その日の財布の小銭の金額次第で、好きな数字を選べるのはストレスが少ないと感じました。

選んだ数字の金額を貯金する

用意した貯金箱に入れていきます。小さい金額ですが、数枚続けて貯金箱に入れるとお金がどんどん貯まっていく実感が湧きました

貯金した金額の数字を塗りつぶす

最後は選んだ数字のマスを塗りつぶすだけ。

初日は一つのマスだけしか色が付いていませんでしたが、その後数日続けると塗りつぶすマスが増えて、貯金が継続できている感じがし、ちょっと楽しくなりました

やってみて感じたこと

実際に365日貯金を始めて感じたことは次の通りです。

【良かったこと】

① 貯金する金額が小さく、かつその日の気分で好きな数字を選べばよいので、無理なく貯金を続けることができる

② その日貯金できなくなるストレスが少ない

③ シート自体は色を塗る単純作業であるも、色が塗られたマスが増えると貯金が少しずつできている実感があり楽しい

④ 財布の小銭が今日はいくらあるのか、期待感やドキドキ感をもちながらゲーム感覚で楽しめる

【気になったこと】

① 小銭が必要になるので、終盤は小銭をあえて作るなど調整をする必要がありそう

② 始めたての頃は、365日貯金自体を忘れそうになった

実際やってみると、一日の貯金額が小さいので、誰でも貯金を続けることができると感じました。

365日貯金シートに色を塗る単純作業を毎日繰り返すことになりますが、色が塗られたマスが増えていくことで、着実に貯金が出来ている実感が湧き、「もっと色を増やしたい!」気持ちが湧きました。

これらを体験して、記事作成者としてはこの「365日貯金」はお勧めです。

注意点を挙げるとすれば、日によっては半端な数字の金額を貯金することになるため、小銭の用意は必須といえます。

なるべく序盤で、財布と相談しながら、貯金しづらい半端な金額を貯金しておくのも一つの手でしょう。

貯金を成功させる4つのポイント

さらに、貯金を成功させるためには、次の4つがポイントとなります。

貯金の時期や目的を明確にする

具体的なお金の使い道を考えておけば、貯金を継続できる可能性が高くなります。特に、「いつまでに」「いくら」「何のために」を考えると、より具体的になります。

例えば、次のような内容です。

・半年後に、パートナーと銀座のフレンチランチに行く!
・1年後に前から気になっていたルイヴィトンのバッグを買う!
・2年後の家族旅行で、星野リゾートのような良いホテルに泊まる!

このように具体的な目的があれば計画的に貯金ができるだけでなく、貯金を続けるモチベーションにもなります。

また、貯金初心者のうちに高い目標金額を設定してしまうと、生活に支障が出て挫折してしまう可能性があります。貯金の目標金額は、始めは低めに、慣れてきたら少しずつ上げていきましょう。ちょっと頑張れば手が届く目標であれば、貯金を挫折する可能性も低くなります。

目に見える場所に貯金箱を置いておく

貯金を始めた頃は、習慣化されていないため、三日坊主になりがちです。

貯金箱を目に見えるところに置くことで、貯金すること自体を思い出すことができ、継続するためのきっかけになります。

また、貯金箱は中が見えるものを使用したり、貯金箱の重さを時々確認することで、貯金できている実感を定期的に得ることも効果的です。

お気に入りの貯金箱を使用するのも、貯金を続けるモチベーションアップの秘訣です。

外出の機会を減らす

外出の機会を減らし、現金、電子マネーまたはカードなどを使用しない日を増やすことで、自然と貯金ができる環境をつくります。

まずは無理のない範囲でノーマネーデーを設定しましょう。

ノーマネーデーはスケジュール帳やカレンダーに記しておき、達成したらマークをつけて、成果を実感できるような仕組みをつくるとよいでしょう。

達成感を一度味わうことで、今後もお金を使わないように意識が働き、無駄遣いも減るはずです。

貯金仲間を作る

一人では続かない貯金も、同じように貯金を続ける仲間がいるとモチベーションが上がります。

近年はSNSを利用すれば、簡単に貯金仲間を探すことができます。貯金仲間に対して毎日の貯金成果を報告すれば、自然と貯金に対する自身の意識が上がります

また、無駄遣いの誘惑に負けそうな時や貯金を続けることに挫折しそうな時は、SNSを通して発信することで時には仲間が応援してくれ、貯金を続けるきっかけにもなるでしょう。

まとめ

以上、ゲーム感覚で貯金する方法と実際に私がやってみた感想、また貯金を続けるためのポイントをご紹介しました。いかがでしたか?

① 「貯金=我慢」ではなく、ゲーム感覚で楽しめる仕組みづくりが重要

② ゲーム感覚といっても、貯金できている実感を得られるなど、ちょっとした仕組みがあれば効果的

③ 365日貯金は、1から365のうち毎日好きな数字の金額だけ貯金し、ゲーム感覚で続けられるためオススメ

④ 貯金を成功させるためには、貯金の時期や目的を明確にしたり、貯金を続けることができる環境づくりが大切

貯金はストレスなく、ゲーム感覚で楽しむことが成功の秘訣です。ぜひ、自分にあった方法を選んで実践してみてくださいね。

この記事を書いた人
ゆうた

2歳娘の子育てに励む30代パパ。

約10年間金融業界で務め、銀行マンや個人の家計相談などを経験。
その後、娘が生まれ育児休暇を取得。育児は心身ともに負担が大きいことを実感し、同じ子育て世代の悩みや不安を解決したいと考え、子育てやお金のコンテンツを発信している。

育休明けは家族との時間を増やしたいと思い転職。現在は妻と共にフルタイムで共働きであり、娘を保育園へ送迎する。

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