保育園の公立・私立の違いは?保育園選びのポイントにもなる?

保育園の公立・私立の違いは?保育園選びのポイントにもなる? 保育園

こんにちは、しろくまです。

そろそろ「わが子が入る保育園を探さなきゃ…」と準備を始めている方は多いのではないでしょうか。

保育園について調べてみると、公立、私立あるいは公設民営と分かれ、一体何が違うのかと疑問に思う方も多いはず。

この記事では、実際に保育園の見学に行った私の経験をもとに、保育園の公立、私立、公設民営の大きな違いや特徴をわかりやすくお伝えしています。

ぜひ記事を読んで、納得のいく保育園選びの参考にして下さい。

公立と私立の大きな違い

そもそも公立と私立の保育園では、何が大きく違うのでしょうか。

それは、運営主体が異なるので教育方針や園内雰囲気が大きく変わることです。

公立保育園は市区町村が運営するのに対し、私立保育園は社会福祉法人や株式会社などの民間事業者が運営します。

では次に、具体的に公立と私立ではそれぞれどんな特徴があるのかお伝えしていきます。

公立保育園の特徴

公立保育園は次の特徴があります。

  1. ベテランの保育士が多い
  2. 一定基準以上の教育が受けられる

ベテランの保育士が多い

公立の保育園には、若手よりも経験豊富なベテラン保育士が多い傾向があります。

理由としては、公立の保育士はいわゆる公務員であり、私立の保育士と比べ給与水準も高く勤続年数が長くなる傾向があるからです。

また、現在は保育園の民営化が進み、公立の保育士は募集定員が少なくなっています。

そのため若手の保育士は少なくなり、必然的に勤続年数の長いベテランの保育士が多くなります。

一定基準以上の教育が受けられる

公立の保育園は市区町村の自治体が運営していますが、国の教育基準を満たす必要があるため、どの公立保育園においても同一水準の教育が受けられることになります。

わが子にとって保育士は両親の代わりのようなものです。

私立保育園では民間事業者ごとに決められた教育基準があり、事業者によっては教育の質が他と比べると劣ることもあるかもしれません。

私立保育園のように教育方針に独自のカラーを出しているわけではありませんが、一定以上の教育が約束されている点は安心できるでしょう。

私立保育園の特徴

一方、私立保育園には次の特徴があります。

  1. 保育園独自の教育方針がある
  2. サービスが充実している

保育園独自の教育方針がある

私立の保育園は、国の教育基準がある公立と比べ、園独自の教育カラーを出すことができます。

例えば、実際に次のような取り組みを行っています。

  • 英語あそびの時間がある
  • リズム運動の時間があり体力の基礎作りを目指す
  • 一日の行動を子どもたちが計画する環境がある

公立の保育園は全て同等レベルの教育を受けることが出来ますが、悪くとらえると均一的な教育しか受けられないことになります。

今は一人ひとりの個性を尊重する時代にもなってきたので、均一的な教育ではなく、個性にあった教育を求める方も増えています。

園の方針によっては積極的にイベントを行うところも多く、子どもにとっては様々な体験をすることも出来ます。

サービスが充実している

私立の保育園は公立保育園にはないサービスが充実しています。

  • 早朝保育や延長保育などの時間外保育サービスに手厚い
  • 延長保育などで捕食が出る
  • プールや習い事が出来る環境が園内にある

記事を書いた私が住んでいる大田区の公立保育園は、18時頃がお迎え時間の定時となり、19時頃まで延長保育を受けることが出来ます。

一方私立では20時頃まで預かってくれるところもあるので、お勤めされていてどうしても定時に迎えに行けないママパパさんはありがたいですね。

また、保育園によっては園内にプールや習い事が出来る環境がある点も魅力的です。

わが子が幼少期に色々な体験をすることは成長するにあたって大切なことでしょう。

加えて習い事が保育園施設内で行える場合は送り迎えの手間が省けるので、忙しいママパパさんにとっては大変助かるでしょう。

公設民営の保育園とは

保育園を探していると、以前は自治体が運営していたけど今は民間事業者が運営している保育園に出会うことがあります。このように運営者が民間事業者に変わった保育園は「公設民営の保育園」と呼ばれます。

公立保育園を運営する自治体では予算カットのため、保育園の運営を民間事業者へお願いして財源を確保しているケースが増えています。

私たち親にとってのメリットは以下が考えられます。

  • 早朝保育・延長保育サービスが充実する
  • 柔軟な対応が期待できる

一方、以下のデメリットになる可能性もあります。

  • 保育運営の質が下がる可能がある
  • わが子をみてくれる保育士が変わる

公設民営の保育園は、私たちにとってメリットにもデメリットなる可能性があります。

公立保育園には無かったサービスの充実が期待される一方、これまで担当してくれた信頼できる保育士さんが急に変わってしまうなど、デメリットにもなる点もあります。

ただ、民間事業者に運営をお願いすることで、保育運営の質がむしろ以前よりも上がることもあります。

民間事業者ではどんな運営方針を立てているのか確認しておきましょう。

【タイプ別】保育園選びのポイント

それでは公立・私立の保育園別に、どんな人が合っているのか考えてみました。

公立保育園が合っている人

  1. 若い先生よりベテラン先生の方が信頼できる人
  2. 教育は一定水準あれば足りると考える人
  3. 仕事の調整が利き、保育時間においても特に問題がない人

私立保育園が合っている人

  1. 教育方針を特に重視したい人
  2. 子どもに色々な体験をさせてあげたい人
  3. 共働きで延長保育などサービスを活用したい人

まとめ

以上、公立と私立の保育園の特徴や違いについてお伝えしていきましたがいかがでしたか。

公立保育園にも私立保育園にも、それぞれ魅力的な特徴があります。

まずはご自身が育児に対して譲れないポイントを考えて、それが満たせる保育園を選んでください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人
ゆうた

2歳娘の子育てに励む30代パパ。

約10年間金融業界で務め、銀行マンや個人の家計相談などを経験。
その後、娘が生まれ育児休暇を取得。育児は心身ともに負担が大きいことを実感し、同じ子育て世代の悩みや不安を解決したいと考え、子育てやお金のコンテンツを発信している。

育休明けは家族との時間を増やしたいと思い転職。現在は妻と共にフルタイムで共働きであり、娘を保育園へ送迎する。

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